感想の箱庭

しろのが見たものの感想を投げる

【映画】映画すみっコぐらし 飛び出す絵本とひみつのコを観て幼女と共に泣き散らかしたオタク

 

 

 

すみっコぐらし

 

それはサンエックスが現在めっちゃ推してる今年七周年のキャラクター。サンエックスリラックマやこげパンやアフロ犬、まめゴマなど幼女を経験したオタクならだれもが通ったことあるであろうキャラをバズらせ続けているヤベー会社だ。

キャラクターショップに行くと大手な夢の国や白い猫と同じくらいの位置にあるくらい今すみっコは人気が高い。

 

 

私もすみっコは好きだ。Twitterのプロフィール(ぷらいべったー)にすみっコぐらしが好きと書いてる。ちなみに推しはえびふらいのしっぽ

 

 

今回そんなノリに乗りまくってるヤバい幼女コンテンツが映画になった。それが

映画すみっコぐらし 飛び出す絵本とひみつのコ

 

Twitterでは

「泣ける」

「子供向け作品の本気」

「大人も見るべき」

だと言われ謎のバズりをしている。

 

お前らそれ少し前に「若女将は小学生」でもやってるやん????????????子供向け作品の良さを忘れてるんか????????????

 

とか思いつつ少し鼻で笑ってた。劇場は結構な偏りを見せているらしく、観れるところは住んでいる地域によっては難しいらしい。それでも行く人は多く、

 

  • チケットも(子供向け作品のため)日中しかないのにも関わらず即完売。
  • 劇場も一番キャパが大きいところを確保される。
  • 男性限定の上映会を行う
  • ランキングも初手一位余裕で掻っ攫う

 

など最近のTwitterバズり映画あるあるを網羅し尽くしている。

「ほーんすごー」と何となく遠目で観ていたら、私のTOのフォロワー(すみっコに狂い始めて生活がすみっコに侵食され始めたヤバいタイプの幼女なオタク)が

 

「すみっコの映画みにいこ……」

 

と沼への誘いをしてきた。

正直私はこの手のバズりは苦手なので、今回はスルーしておこうと思っていた。というのもすみっコぐらしはキャラはえびふらいのしっぽちゃん(以降えびたゃ)しか興味なく、お布施する程のガチ勢じゃないし、そんなに本気ではないというかそんな感じだった。

脳内では過去まあまあ思春期に入りかけた時にたまごっちの映画を観に行かされて虚無になった思い出が走馬灯のように走っていった。

でもTOのお誘いを無碍にするほど私は無情なオタクではない。なので遠征のついでに観に行った。

TOはそれだと公平ではないと思ったのか次の日にザワをキメてくれてフォロワーに囲まれまくったのはまた別の話である

 

劇場に着くと凄く大きな場所で本気で舞台挨拶が行えるほどのキャパで笑った。隣には幼女。パパとにこにこに座っていた。幼女の隣には革ジャンに痛バ(映画のあと別の現場があり正装してた)のヤバい女。TOの隣にはおじさん。

 

いや客の幅が広過ぎてナイル川かと思ったわ!!

 

 

 

 

………は????????????

 

 

まぁ、現在バズり散らかしてるだけあるわ〜なんて思いながらポップコーンを食べていると映画が始まった。

 

 

 

ここからはネタバレを込みで感想をばら撒くので、観てない人は

「映画の席だけはすみっコには出来ませんでしたわ」

と呟いて1時間後に

「僕も今日から花を頭に刺します」

と言えるようになってから見るんだ。いいね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あらすじはまあ分かりやすく、すみっコ達が光る仕掛け絵本の童話集に吸い込まれて童話の世界で大騒ぎって感じで、その絵本の中には謎のすみっコ「ひよこ」がいて、そのひよこは自分の居場所を探しているのでみんなで探してあげるというもの。

 

この映画はまず端的に言うと

話の展開が手にとるように分かる

 

まぁ子供向けだから当たり前だし、そんなのはみんな承知だとは思うんだけど、本当大体「どうなるんだろう」「あ、やっぱり」って感じだ。

 

でもどうしてここまでバズるのかと言うと一重に

演出、キャラや世界観の魅せ方が上手いのだ。

 

まず演出として、今回すみっコには声優がいない。セリフは文字だけ。キャラの隣にぽそっと「ありがとう」や「どうしたの?」「なかまー!」とぽっと出るだけだ。漫画の吹き出し横のように手書きでぽつんとあるだけ。

そのかわり、V6のイノッチと本上まなみさんがナレーションで入っている。イノッチはキャラの言動にツッコミや話の流れを作る。本上さんは絵本のお話を読む。

 

まるで読み聞かせのようなゆったりとした声で話すのだ。

 

イノッチも一つのシーンを除いてすみっコのセリフは読まない。すみっコ達はあくまで声優はつけない。ここは本当によかった。

 

あと個人的に驚いたのはとんかつとえびたゃが歩くと「サクサク」と衣の音が聴こえること。普通、こういう作品だとキャラが歩くときは「ぴょっ」みたいな音が付けられると思うのだが、とんえびの二人だけはちゃんと個別でSEをもらっているのだ。

 

キャラは別々のお話に飛んだりすると話はキーパーソンのひよこのいる世界に偏りそうだが、そんなことはなく、ちゃんとみんなにスポットを当て、サブであるたぴおかやざっそうやほこりも画面に見切れたりする演出もあり、どのキャラのファンでも満足できる作りになっている。

 

要は製作陣が本当にすみっコぐらしという作品を愛しているが故の演出をしてくれているのだ。

 

私は製作陣のオキニという名のおもちゃにされたキャラ等を知っているので、本当この映画には製作陣の「本当に好きだからこそ見せたいもの」が詰まっていて胸が苦しくなった。

 

 

話の鍵は前述したように例のひよこである。灰色の見た目から「みにくいアヒルの子」かなと私は最初から思っていた。本編でもみにくいアヒルの子のページに飛び、やっぱりこの子は白鳥の子供なんだ!と思ったが、本当は違った。

ひよこがここから本当の自分を思い出すのだ。

 

 

 

彼は本当は絵本の空白のページに誰かに描かれた架空の存在であること。寂しくて涙を流していたこと。絵本はそのまま忘れ去られて喫茶店の地下に眠ったままだったこと。

 

 

 

全てを知った瞬間オタクの涙腺は崩壊した。なんだったらこれ書いている今も思い出して泣いている。

 

ちなみに隣の幼女は

泣き過ぎて嗚咽しながら観ていた。

 

きっと彼女は純粋な素敵な女性に育つ。こんな穢らわしい私とは違ったいい子になる。

 

 

 

そして絵本から出られる穴が天井に開く。

高い穴に届くために絵本の様々なオブジェを使い塔を建てたすみっコ達は穴に向かって塔を登り始める。ひよこも外に出ようとみんなは手招くがひよこは塔を建てている時に自分は出れないのだと悟ってみんなに手を振る。

本当ここは涙なしでは見れない。

そして別れ、絵本の端にはひよこの絵が……

それを見てすみっコ達はひよこの周りに自分達を模したひよこの絵を描いてひよこに寂しい思いをさせないようにする。

 

そしてエンドロール

ひよこ達とすみっコひよこ達の楽しそうに遊ぶ姿が流れる

 

 

オタクは号泣して幼女は咽び泣いた。

 

 

嗚呼、なんて愛のある話なんだ。私は今後この話をする度にに泣き、ひよこを見る度に泣き続ける人生を送るのだろう。

ポケットにファンタジーを聴くと泣く呪いに似た呪詛を私はかけられたのだ。

 

 

 

 

 

        総合評価

    100点満点中99点

 

よかった点は

  • 演出のよさ
  • キャラの可愛さ
  • エンドロール

 

1点のマイナスはこれからひよこのグッズとポスターを見たら泣くようになってしまったことだ。

 

総評すると

製作陣の配慮と愛情が子供だけではなく大人にまで響いた優しい作品

 

 

本当製作陣の愛が詰まっていてこの世界に現ジャンルもなって欲しかった〜っと大の字で叫んでしまうほどの心の籠もった作品だった。あそこまで泣いたのはリゼロの例のシーン以来ではないかな……

 

ちなみに次の日のザワとの温度差でやられるかなとか思いましたが、

  • 話の展開が読める
  • きゅうり
  • みんなにスポットが当たる
  • 製作陣に愛がある

という点が同じだったので、すみっコ映画はザワと同意という謎の方程式が出来たので問題なかったです。

 

今回のレビューはここまで。それでは皆さまお元気で。

 

【お出掛け】ずっと行きたかった川崎のゲーセンに行ったオタク

ある日Twitterで川崎ウェアハウスが11月17日をもって閉店すると見た。

 

川崎ウェアハウスとは

別名電脳九龍城砦

香港に実在した巨大建築物、九龍城砦をモチーフにこの川崎ウェアハウスは作られている。

 

元々音ゲーマーだった私は以前からこの電脳九龍城砦を知っていた。凄くかっこいいなぁとか思ってた。特撮オタクになってからは仮面ライダードライブの夏映画サプライズフューチャーのロケ地として気になっていた。

 

絶対11月1日に休みを取ってここに行くと決めていた私は今日一眼レフ片手に川崎へと向かった。

 

 

 

13:00、川崎駅に着いた私は駅を出てGoogleマップを開いた。駅から徒歩10分と書かれていたのでどのくらいだろうと思っていたが、道は分かりやすかった。

 

「あ、この前の大通りの向かい側だなぁ……どれだr……

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あった」

 

めっちゃ分かりやすかった。普通の街に並ぶ異質なそれはわかりやすく「あなたのウェアハウス」と書かれていた。

コンクリートの打ちっぱなしな窓が一切ない建物には漢字が書かれていた。

 

入口はこんな感じ

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ここだけでもとても異質な感じがある。ちなみにこの隣には駐車場の入口があり、頭がバグりそうになる。この扉は自動ドアで、開くと

 

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こうなる

 

めっちゃカッコいい。本当にゲーセンなのか疑いたくなる程テーマパーク感が溢れ出ている。この奥も自動ドアになっており、扉を開くと

 

 

プシュゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!と空気が上から吹き掛けられる

 

それを全く知らなかった一眼レフ隠キャ、めちゃくちゃビビり散らかした。そんなのが出ると思わないじゃないか!!

ゆっくり一歩踏み出すとそこには異世界が広がっていた。

 

 

 

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え????????

 

怖くて後ろ振り向くと


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え????????!!!!!!!!

 

異世界過ぎて度肝抜かれた。

そして何処からか女性中国人の怒った感じの声と皿を割ったりする音が響き渡る。

 

視界だけじゃなく聴覚も困惑させるな!!!!

 

一気に非現実な世界で困惑が止まらなかった。

奥に進むと謎の窪みとエレベーターがあった。

 

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エレベーターの上には電脳九龍城砦の文字が。まぁカッコいい……

 

 

 

エレベーターで上がるのはもったいないと思い、エスカレーターで二階へ上がった。

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全てがカッコええ!!!!

ちなみに写真には映してないが、下にはゲーム筐体がぽつぽつ置かれていた。

二階にはレトロゲーム筐体と音ゲー筐体とクレーンゲームが置いてあった。レトロゲームはこの九龍城砦スペースにあり、少し奥の方行くとクレーンゲームがあり、それを境に奥に音ゲーQMAや格ゲーがあった。

 

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プリクラの隣に中国語のポスターがいっぱい貼られている柱があったりしてここでも脳内がバグりそうになった。

 

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ゲーセンとは関係なくこんなロケ地みたいな謎の鶏の頭を揚げたものや謎のポストたちがあったりもした。

 

 

三階に行くと先ほどの場所が吹き抜けになっているので見下ろす事も出来た。あと上にあった家も撮れた。

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三階には麻雀のゲームや縦画面の対戦型ゲーム筐体が置かれていてタバコの匂いがキツい感じだった。

四階は一体何があるんだろうという期待感が高まりエスカレーターに乗った。

 

 

 

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何これ

 

一気に世界観変わり過ぎだろ

 

 

四階には卓球場とビリヤード台とダーツと一気に大人な雰囲気な場所だった。あと現在川崎ウェアハウスでは店内で謎解きゲームをやっているのでそこの受付があった。

 

 

 

とても変わったゲーセンには色んな層の客がいた

  • 元々ゲーマーでよく来ている人
  • 謎解きゲームをしに来ているカップルや女子たち
  • 完全に写真を撮りに来ただけの一眼をぶら下げて写真を撮るサブカルオタク
  • 外国人観光客

 

元々来ている方より謎解きしに来ている人やサブカルのオタクが多い印象を受けた。

私は謎解きゲームを一人でクリア出来る自信がなかったので音ゲーをしてお金を落とした。

 

 

帰ろうと一階に降りると人が増えていた。

最初に見た謎の窪みが気になった私はその奥に行った。

 

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い、異世界過ぎる!!!!

 

雰囲気が怖く、恐る恐る奥へ向かうとそこは自動ドアになっており外に出れた。

 

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え、私あの丸から出たの?!

 

何から何まで驚きの連続でした。

 

 

こんな風に一通り見て思ったのが

 

本来の使い方しかしていないゲームしに来ている地元のおじさんお兄さん達は私のようなサブカルオタクが増えたことが嫌かもしれないなと思った。

 

 

本当テーマがあるだけで二階からは普通のゲーセンだった。四階に至ってはマジでゲームしに来たお兄さんしかいなかった。

 

インスタ映えとかTwitterでのバズりとかで本来の目的とは違う客が増えたのかなという印象も受けた。

 

閉店したらこの内装も何もかも潰してしまうのだろうか……もし残して何かまたやるようだったら訪れたいほどにはとてもいいところだった。

 

今回はこれでおしまい

皆さまお元気で

 

【映画】HiGH&LOW THE WORST を観てHuluに入ることを決めたオタク

これを読んでいる人……

 

HiGH&LOW キメたことある?

 

私はドラマシリーズを観てたことがある。当時一期がやってたころ、夜中に観てハマった。それから間も無くして二期が始まり周りがオネェ役の稲葉友に釣られてまた新たなるオタクが増えていったのを遠目から見ていた。

ここまで観ていたのに実は映画は一切観ていない自分は作品に見切りをつけてた。正直人が増えすぎて観るのが疲れてきたからというのと、映画がSWORDだけではなく雨宮兄弟の話も出てきてこんがらがってきたので私はそこで脚を洗った。

 

 

そんな自分が今回どうしてまたHiGH&LOW を観ようと決めたかというと……

 

鬼邪高校が一番好きなチームだからだ

 

リーダーの村山さんの格好良さとお茶目さの両立、轟くんのストイックさとギャップ、そしてみんなが村山さんを尊敬しているあの雰囲気と高校生特有のアホさ加減。どれも絶妙で私の心を燻ってきた。そのメンバーが今回主役でしかもクローズシリーズの鳳仙と対立すると聞いて凄く気になったのだ。しかも鳳仙の頭は志尊淳で隣のインテリ眼鏡は塩野瑛久と来た。HiGH&LOW 、君達はオタクを殺すのが上手すぎる……ホンマもんの殺し屋集団は君らやで………

 

とにかくあの綺麗な顔で殴り合いするんだから観るしかねぇ!と思い観に行くことを決めた。

 

 

そして今日観て思ったことは

やっぱりこのシリーズは最高にシャブだなぁ!(歓喜

 

というわけで、ここから先はネタバレ込みで感想を述べていく。ネタバレが嫌な人は「オヤコーの祭りがあると聞いて」と呟いてこの映画の半券の写真をツイートして2時間半後にここを観るんだ。いいね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず、今回の主役は村山さんではなく楓士雄というオヤコーに新たにやって来た青年の話だった。まぁ、予告で新世代みたいな売り文句あったし察してはいたが、でもそれでも楓士雄がいいキャラしていて私は彼に好印象を持った。幼馴染のメンバーも凄く仲良く、みんな共通のものを持っていて山王に似た何かを感じた。

 

それにしても序盤の轟くんVS村山さんよ!!!!

何????????村山さん紙飛行機で遊んでるの可愛すぎない????????!!!!5歳児じゃん!!!!

キレそうになった。というか体育館が魔改造されてて笑った。ハイローのセットのあの雰囲気凄く好きなので凄く心に来ましたありがとうございます。

やっぱり村山さん強いね。轟くんが押されてたもんね。まぁ、テレビシリーズでも押されてたけどさ。轟くんの村山さんに対する執着は本当メンヘラ女に似た何かを感じるよ。

 

まぁその揉め事の後に楓士雄がオヤコーに登校するわけだけど、持ち前の明るさと昔からの知り合いとの仲の良さから全日のトップ争いに食い込むの本当凄い。というか轟くん結局芝マンと辻にしか懐かれてないのちょっと可哀想だな。まぁ、そこも轟くんらしいとは思うけど。というか

全日のトップ争いに食い込んでる泰清一派の泰史の顔良すぎでは????????

調べたらとうらぶの清光やってたりと2.5次元の役者さんらしいですね。清光やってるのなら顔がいいわけだわ!!!!

 

 

というか志尊くんがやってる佐智雄、正直最初は志尊くんのイメージからかけ離れてた存在だったから志尊くんは配役ミスでは?と軽く思ってた。でも、初手の一人で妹を連れて帰るシーンを見て「あ、志尊くんでよかったわ」と安心した。あの強さと冷静さは志尊くんの演技力の賜物。本当すみませんでした。ありがとうございます。

 

鳳仙のメンバーも凄くキャラが立っててよかった。というか頭文字を取って「小沢仁志」って相変わらずのハイローのセンスには驚かされる。でも、原作者も脚本に携わってるからちゃんとしてて本当キャラがよかった。もう彼等だけの作品観たいもんねこれ。

 

 

村山さんが全日メンバー集めてクスリの件に色々話す辺りは前作の映画の話なのかなと察したのだけど、それでも知らない私にも分かりやすくて本当ありがたかった。というかここでまさかの楓士雄が勢力を伸ばすというね。轟くんにはない主人公補正に似た何かを持っている彼に流石の村山さんも轟くんに声掛けちゃうよね。というか轟くん村山さんにちょっとびっくりしてた?可愛いね。猫ちゃんやん……

 

 

轟くんは強いけど、強すぎるが故に人間らしさが垣間見えない隙がない雰囲気故に人を寄せつけない孤高の存在になっていて、楓士雄とは光と影のような反対の位置に立っているようで綺麗に見えた。

 

 

鬼邪高校と鳳仙高校が混じる理由はクスリ売り捌いてたグループの工作によるものだったのだけど、そういう所は分かりやすいから本当ハイローは優しいと思う。というか鳳仙のメンツが電車から降りるシーン怖すぎてちびった。というか小田島くんの雰囲気がオタクホイホイ過ぎて失神した。

 

相変わらず乱闘シーンはカメラワークが凄く、私はあまり得意ではないけど、でも情報量の多い映像は本当いつ見ても圧巻だった。これがハイローだよな!と久々のハイロー成分摂取で興奮した。鳳仙のチームワークは凄く、オヤコーの即席チームではやはり敵わない。それでも頑張って張り合う感じがとても刺激的だった。

 

この後に村山さんがダンプに定時メンバー積んでやって来るわけだけど、その前にサバカンがやって来て鳳仙の面々を止めようと努力しているのは目がいった。サバカン、いい味出してるよね。あとジャム男。ヤンキー系特有の下っ端系のキャラ。いい味してるわ。村山さんのダンプで来る感じはとても可愛かった。なんだろね、村山さんって可愛いところ多いよね。

テレビシリーズのコブラちゃんに電話するところとか今回のバイトするくだりとか。ちょくちょく可愛いところを出すからズルい。

可愛さでいうなら楓士雄のニックネームのセンスも可愛い。ドロッキーやサッチーなど可愛さがある。というか小学生みたいな感じ。その人懐っこさが轟くんにはないものなのかもな……

 

最終的に手を組んで絶望団地に乗り込む訳だけど、人が多すぎてバイオ4の村人襲撃してくる小屋に似た何かを感じた。ここら辺の新太に対する幼馴染メンバーの描写はとても心に来た。拳で戦えないマドカや誠司も心は一緒に戦って新太を想っているあの感覚はとても心に来た。

というか、ここら辺の小田島くんや轟くんのオタク性癖殺しの具合がヤバい。小田島くんのやっておしまいとかさぁ!!お前ぇ!!!!………オタクの性癖わかってんじゃん……

というかダンプで来る村山さんの危なさね。村山さんそこはあぶねぇっすよ……でもみんなに大丈夫か聞いてくるところ本当好きです。本当村山さんのあの気怠げな山田くんがゆるゆると素で話して演技してないようなあの演技にはいつも驚かされる。本当そういうところが好き。どこが台詞でどこがアドリブなんだって感じが心を燻る。

 

結局アレ、

元凶は殴って成敗したけど、拳で解決しただけで何も終わってなくない????????

 

 

それでいいのだ!!!!(ハイロークオリティ)

 

まぁあの世界は拳で解決する世界だからな。ええんや!!!!

 

結局サッチーと楓士雄が喧嘩するところで終わるわけだけど、本当エンドロールのところで驚いた。だって村山さん鬼邪高校卒業っていうか退学してるじゃないですか!!!!え????????!!!!!!!!轟くんはどうなるんだよ!!!!っていうかオヤコーはこれで終わるってこと????????でも村山さん、関や古屋と仲良くバイク乗ってる……(´・ω・`)

 

 

村山さんが笑顔ならオッケーです!!!!

 

もうね、5歳児だからね!!!!ほら、ね????????(無理やり自分を説得する音)

 

でも村山さんがいなくても楓士雄という新たな器が見つかったからオヤコーは安泰なのかな?まあ村山さんに幸あれ!!!!

 

エンドロールは本当サッチーが白目向いて倒れたりマドカと真也がくっついてたりと何だか仮面ライダーグリスに似た終わり方でまぁいいんじゃないかなと妥協した。

 

それにしても鈴蘭とはやるんですかね????????それは興行収入次第かな????????

 

 

 

 

 

                             総合評価

                  100点満点中89点

 

 

良かった点は

  • テンポがいい
  • 複雑な背景がないので観やすい
  • 顔がいい
  • 新規のお客様にも優しい

 

気になった点は

  • 村山さんがもう鬼邪高校にはいないということでSWORDの問題には出ないのかな?という寂しさがあること
  • サッチーの妹はアレでいいのかという疑問が残ること
  • 轟くんは目標を失わないかという不安

 

 

 

総評は

馬鹿なヤンキー達が真っ直ぐにならずに曲がったなりに一生懸命自分の守りたいものの為に拳を振るうアドレナリン出まくりストーリー

 

観る前にフォロワーに聞きましたがこれはまた一からHiGH&LOW を履修しなければならないですね(歓喜)いやぁ久々に心踊りました。ありがとうハイロー。次書くときはもしかしたら前作の映画かも……しれないですね。分からないけど。

 

では皆さまお元気で

【映画】言の葉の庭を新幹線で観て号泣したオタク

ここ最近、「天気の子」が大ヒットしている。

数年前社会現象を起こした「君の名は。」を監督した新海誠。正直新海誠作品は名前しか知らず、初めて観た新海誠作品は地上波で流れた「君の名は。」だった。

昔から彼の名前は知っていて、2ちゃんで「鬱アニメといえば」の中で必ずと言っていいほど「秒速五センチメートル」が挙げられていることで監督の名前を知った。なので私は

 

 

新海誠=鬱アニメ

 

が染み付いていた。

ネットで

君の名は。」は本当は監督はラストを軽く鬱要素を入れようとしていたがプロデューサーに止められた

なんて言葉を聞いたので監督はそういう性癖なんだなと思っていた。

 

ではなんで今回、「秒速五センチメートル」ではなく「言の葉の庭」を観ようと思ったのか。

設定が梅雨時期で雨に関する話だと聞いて今やってるやつと逆の作品を観ようと思ったからだ。

私も捻くれている。

 

今回、推しごとの関係で新幹線に乗ることになったので新幹線内暇だろうと思いAmazonプライム・ビデオにてダウンロードして観ることにした。

一言感想を言うなら

性癖と涙腺が大爆発

 

 

では今回もまたネタバレ満載で感想を語ろうと思う。ネタバレが嫌な方は「新宿御苑で雨を待つわ」とツイートしてからアマプラなりで観て欲しい。

いいね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず私が驚いたのが主人公とヒロインの声が高かったことだ。

まぁ老け顔な15歳の高校生主人公と年齢不詳(のちのち分かるが)の女性。見た感じ勝手に主人公は落ち着きのある低い声で女性も大人な女性の声なのかと思っていた。

でも実際は入野自由花澤香菜と最近の声優が梶裕貴で止まっている自分には有難いキャスティングでびっくりした。というか俳優とかじゃなく声優使ってたんだね。

 

靴作りに熱を注いでいるが周りから「所詮夢だから職人にはなれない」と否定されることに怯えて(ているように私は見えた)心をあまり開かず絶妙な距離で人間関係を築く主人公。

彼は雨が降ると学校へ向かう地下鉄には乗らず新宿で降り御苑に向かい午前の授業をサボる。そんなルーティンを作り6月の梅雨入り前の御苑に入る。屋根のあるスペースには先約のビール(本来アルコール持ち込み禁止)とチョコを摘む女性がいた。そこから徐々に距離が縮まっていき……っていうのが大まかなあらすじである。

 

そんなカッコいいアニメでしか許されなさそうな生活にいいなぁなんて思いながら見入ってしまう。でも彼の熱中しているものへの考えや夢と将来の結びつきの難しさなど見ているとリアルで自分もそうだなぁなんて思ったりもする。

女性も万葉集の短歌を主人公に呟いて去ったりなど本当ミステリアスにもほどがある。そしてCV花澤香菜、性癖ロイアルストレートフラッシュですやん????????

 

雨の日に必ず会う二人のそこでの時間は世界には今二人きりなんだという特別で秘密な時間が流れるのも素敵だった。私もそんな秘密の関係が出来る何かが欲しかった。

 

二人は主人公が作ったご飯を一緒に食べたりするようになる。後に主人公は彼女の靴を作りたいと伝えて彼女だけの靴を作り始める。彼女も主人公に高価な靴作りの本をプレゼントする。

おいおいリア充かよこのまま甘酸っぱい恋が始まるのかよ。そんな事を思っていた。

 

そんなに新海誠は甘くない

 

実は女性は主人公の学校の古典の先生で、3年生の生徒に恨みを勝手に買われてクラス全体のいじめへと発展してて現在精神を病んでいた。

梅雨が明けて夏休みが終わった学校ですれ違い真実を知る主人公。彼女は退職することが決まりその日が最後。知るには遅すぎる展開。主人公は血が上り上級生にカチコミに行くも返り討ち。

 

本当悲しいにも程がある。

彼女がチョコとビールを合わせてたのも味覚障害が出てたからというのもしんどい。

 

望みを掛けて晴れている新宿御苑に向かうとそこには先生の姿が。先生は最初から主人公の制服で職場の生徒だと知っていたことを告げる。

そして空気を読むように9月のゲリラ豪雨

そのまま先生のマンションへ行く二人。

楽しそうにご飯を食べたり話したりコーヒーブレイク。

 

ああこの時間が一番幸せだと二人は思っていく。そして彼女に好意を抱いていると伝える主人公。彼女は顔を赤らめるが「先生でしょ」と名前の呼び方から距離を置く。そして四国の実家へと戻るから明日には帰ることを主人公に伝える。失恋したと悟り主人公は乾かしていたシャツを生乾きのまま着て帰る。

そこで主人公との思い出がフラッシュバック。そして精神を病んで沈んでいた自分に光をくれていたのが彼だったと気付き走り出す。

 

ここの主人公を追いかけて裸足で外の階段を降りるシーンは本当に綺麗だった。というか全体的に雨の演出が凄く綺麗。さすが新海誠……

 

踊り場で黄昏ていた主人公を捕まえる。でも主人公は「やっぱり先生のことが嫌いです」と泣きながら伝えていく。

 

このシーンは本当入野自由の演技が凄すぎて涙が止まらなくなった。そしてこの勢いでヒロインと抱き合い心を解放した彼女の泣きも演技が凄すぎて涙が止まらなかった。ここの流れは本当に性癖の塊。

 

そして結局ヒロインと主人公は別々の道を進む。でも手紙でのやり取りはしているようで、今度ヒロインに逢いに遠くへ踏み出そうかなというシーンで終わる。

 

途中途中に新宿御苑を上から見下ろす画があるのだが、一本の道の真ん中にいつも二人の集まる場所の屋根があり、そこに向かって二人の傘が近付いていくという演出がある。

それが最後、雪が積もるほど降っている新宿御苑の道は主人公が歩いてきていた側が白く見えなくなっていてヒロインが歩いてきてた方のみが伸びていて、そこを主人公が歩くシーンになっている。

 

え、これって主人公がヒロインの場所まで行くことの暗喩(まぁ行こうかなと言っているので直喩ではある)と主人公は一歩踏み出せたから居場所が変わったという暗喩ですか????????

 

 

新幹線で観てたからここら辺はもう一度見るべきなのかもしれない。

 

 

 

                   総合評価

             100点満点中89点

 

よかった点は

  • 映像美
  • 高校生のリアルな感情が書かれている
  • 精神が擦り減った大人のリアルさ
  • 終盤の入野自由花澤香菜の演技

 

減点理由は

  • 46分と短いのでもう少し二人の関係性を見てみたい
  • 最後は結局結ばれているのかの謎さ
  • 3年生の主犯のリアルな演技(個人的トラウマ)

 

 

  

 

総評は

 

椎名林檎宇多田ヒカルの「2時間だけのバカンス」を映画にした雰囲気の序盤とRADWIMPSの「前前前世」の歌詞の雰囲気で構成されたハッピーとバッドどちらでも解釈可能な村上春樹の短編

 

 

 

 

本当あの終わり方はどちらで捉えたらいいんですか?一切考察などを見ていないので後で読んでこの感想がネットの通説と違っていたら訂正した方がいいのかもしれない。信者多そうだし。

改めてオリジナル作品の映画でも俳優やアイドルを使わずに声優だけで作った方がいいと思わせてくれる作品でした。雰囲気が好きなのでまた観ようと思います。あと聖地行きたい。

 

というわけで皆さまお元気で

 

 

【映画】ボヘミアン・ラプソディーを今更観た無知オタク

本日6月16日(日)は父の日。我が家では父親にボヘミアン・ラプソディーのDVDをプレゼントした。

父親はQueenもそうなのだが洋楽が好きで、映画館で上映されている時から「観に行きたい」と言っていた。当時、ちょうど地元の映画館の無料券を持っていた私はそれを渡して「今度の休みに観に行けば?」と言った。結果的に両親で2回映画館に行くほど気に入ってくれてた。

なので父の日にいつでも観れるように円盤を買うことにした。父親は「ありがとうございます」と嬉しそうに言ってくれた。その流れで今夜は夕飯を適当につまめるものにしてボヘミアン・ラプソディーを見ることになった。正直気になっていたので今度一人で観ようかと思ってたのでいいやと家族で観ることになった。

 

感想を簡潔に言うと

大画面で大音量で声出して観たかった!!!!

 

そんなボヘミアン・ラプソディーの感想を書いていこうと思う。

 

ここからはネタバレを含んで話していくので、観ていない人は「ちょっとフレディの家族になってくる」と呟いてからレンタルなりで観るんだ。いいね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずはじめに、私はQueenのことはあんまり知らない。曲を少し知っているくらいだ。

なのでフレディが前歯が出てることを知らなかった。というかほかのメンバーが高学歴なのも知らなかった。というかフレディが本名ではないことも知らなかった。

知らないことまみれすぎひん????????

でも最後まで楽しめたのだからそこは関係ない。

 

最初は凄く順調に進んでいき、Queenが売れていき愛する女性も出来る。このまま私の知るQueenになるのかと思ったら大間違いだった。世の中そんなに甘くない。

フレディに忍び寄る黒い影、地位とお金があっても埋められない虚無、そして自分の本当のセクシュアリティ………色んなものがフレディを襲う。

 

一人の男により自分の性的嗜好がバイなのではと思うフレディ。だけど彼女はフレディがゲイだと気付き二人の距離が離れていく。フレディは寂しさを紛らわすために金を使ってパーティなどを開くが終わると虚無になる。

 

寂しさを埋めるのは本当の友達だけ

 

劇中でそう言ってくれる男性に言われて、彼と一夜を過ごそうとするも断られる。彼のことを思い出して電話帳で調べているシーンは本当に藁をも掴む思いなのだとじわじわ伝わってきて泣きそうになった。フレディの傲りもあり家族と比喩するメンバーも離れていく。そんな彼に寄るのは危ない人間。誰も彼を引き止めれない。

孤立していく彼を止めるのは愛した彼女。発展場と化してた彼の家まで来てフレディに言葉をかける。彼女は幸せを掴み妊娠までしている。彼女だって人間で、フレディだけの女神ではない。自分のことを改めて見直して、元凶の男(Queen他メンバーにはめっちゃ嫌われてた奴)との縁を切ることを決意する雨のシーンは涙が出た。男は「縁を切るなら色々写真あるからばら撒くぞ」なんて最低の極みなことを言ったときは本当ぶん殴りたくなった。

 

そしてここにして分かるフレディのエイズ発症。本当はここでは分かってなかった説あるらしいけど、私は別に気にしない。ドキュメントではないしね。

エイズのことはメンバーのみに言って他言無用。チャリティライブのためにQueenは練習する。

 

チャリティライブ前にはフレディが本当に見つけた最期まで一緒にいたい相手(誘って断られた男性)を見つけ、家族に「友達」と紹介して、父親の言葉通りのことをするためライブに向かう。父親との溝は埋まり、家族はテレビ中継されるライブを見ることになる。

愛した女性も旦那と共にライブに来てくれたのでフレディは「友達」を紹介して、フレディは愛してくれた人々に見守られながら20分のライブをする。

クズ男のせいで評判が変わっての久し振りのライブ。それをぶち破るようにライブを全力でする。ここは本当涙が止まらなかった。

 

本当中盤から涙が出て、終盤はずっと泣くくらいにはいい話だった。

 

 

                             総合評価

           100点満点中98点

良かった点は

  • 脚色されているにしろサクセスストーリーが面白かった
  • ギターソロがかっこよすぎる
  • どんなに有名な人も所詮は人であり、降りかかるものは色々あると分かった

 

2点マイナスなところは以下の通り

 

総評は

誰しもが見えない何かに潰される。それを救うのは愛と心を休めることの出来る友と信頼できる仲間だと改めて気付かされる作品。

 

これから私はQueenを聴きまくるだろう。そしてまたこの映画を観て泣く。何度観ても心に刺さるものがあると思う作品に出会えてよかった。

 

また新しい映画や作品を見たら感想を書くだろう。その日まで皆様お元気で。

 

 

 

 

 

 

【映画】劇場版名探偵コナン 紺青の拳を観たオタク

この間、Twitterであるニュースがあった。

 

あの100億の男超えか?

紺青の拳、10日間で35億突破

 

去年何かと話題になったコナンの映画、ゼロの執行人。私は安室さんというキャラをこの映画が話題になるまで一切知らなかった。

というのもコナン自体昔はたまにテレビで見るくらいで、私は

黒の組織のとこはあんまよく分からんがキャラと名前は大体一致する

くらいの知識しかなかった。だが世良ちゃんが出てきた辺りから生活リズムが変わってしまい、アニメも見れなくなってしまったので本当安室さんや赤井さんなど一切分からない。世良ちゃんも記憶では何か匂わせてるなぁ……なところで止まってしまっているので本当は何者なのか分かってない。

なのでゼロの執行人は知らない人が多いので観に行くのはやめようと思った。

 

なのに何で今回、映画を観に行ったのか。それはただ一つ

京極真という男がヤバいと事前にTwitterで知ったからだ

 

 

 

まぁたお前はTwitterで踊らされてるのか。

そうだよ!!

 

半年くらい前だったかにバズってた京極さんの説明動画がTLに回ってきた。正直私はそれまで京極さんのことは一切知らなかった動画で知ったのは以下の通り

  • 京極さんは園子の恋人
  • 空手の凄い人
  • 目を隠されてる状態で周りからBB弾撃たれても全て受け止める
  • 大理石の柱を殴って折る
  • 園子がメロメロな怪盗キッドの好敵手

 

もう人間じゃねぇよ!青山剛昌先生は空手をなんだと思ってるんだ!!!!

 

とにかくヤバそうなCV.檜山修之だなと思った。

で、実際公開されて周りは良かったとの反応が多かったので今回また金曜日会員割引デーに映画館へと足を運んだ。

 

雨なのにも関わらず人は多く、いつも空いているイメージの映画館だったので不思議に思っているとアナウンスが掛かった。

「○○時上映開始のアベンジャーズエンドゲームと○○時上映開始の名探偵コナン紺青の拳のお客様」

あ、もしかして初日かこれ。しかも同じ時刻で上映か。そりゃ混むわ。

席に着くと人はまばら。まぁ平日ということもあり大人しかいなかった。女性もいるが男性もいるというまぁ男女どちらにもウケがいいのが伺えた。

 

ここからはネタバレ込みで話して行くので、ネタバレが嫌な人は「シンガポールに出国する」とツイートしてから映画館で観るんだ。いいね?

 

 

 

 

 

まぁ、話はシンガポールで起きるのだけど、コナンくんは京極さんが出るシンガポールで開催の空手大会を見に蘭姉ちゃんや園子、おっちゃんと行きたいらしい。でも、パスポートは新一のしかないから灰原さんが持っている一定時間元の姿に戻れる薬(私はここら辺は見てないので知らない)を渡すよう灰原さんに頼んでいた。灰原さんは「修学旅行の件もあるし危ないので嫌」と拒否。ここのやり取りは完全に夫婦みたいでなんか安定感があった。

結局コナンくんは家に帰る訳だが帰り際に蘭姉ちゃんに変装したキッドに攫われて話が展開していく。

 

例のやつは初心者にも優しいのでキッドのこと、京極さんと園子のことも軽く触れてくれたので凄く有り難かった。

 

まぁ何やかんやでコナンくんはキッドが変装する工藤新一や蘭姉ちゃんたちと共に「シンガポールに住むハーフのアーサー・ヒライ」として行動することになる。

園子がソワソワしてマーライオンの近くにいると柄の悪い日本人(何気に後でキーパーソンになる不遇な奴)に絡まれてしまう。園子は京極さん(とキッド)にメロメロなので興味なしでスルーしていると相手が手を出そうとする。そこに現れるのが園子の王子様、京極真!空手以外では眼鏡を掛けている大人しそうな青年なのに4000戦無敗というギャップを持つ彼はまぁ強い強い。彼は普通に人を吹っ飛ばすサイコメトラーかよ。そんな登場されたら園子じゃなくてもキュンと来るわ。まぁ園子はめっちゃ乙女な顔になって「真さん!」と抱きつくのがまぁ可愛かった。

 

というか私はこの映画を観るまで園子は只のガヤというイメージしかなく、あんまり好きではなかったのだが、このシーンを観て一気にそのイメージは覆った。

京極さんはスポンサーに全て出資するので大会に出ないかと誘われていたのだが、 スポンサーが先日殺されてしまい(映画の事件の始まり)結局出資と大会のエントリーを取り消しにされてしまってた。それを聞いた園子は「私に任せて!」と財閥のお嬢様よろしくといった感じて鈴木財閥が出資し再エントリーして京極さんを大会に出れるようにした。

園子は蘭姉ちゃんに「ホテルも私達と一緒のにしちゃった」と嬉しそうに囁いててそれがとても可愛かった。というかすぐに行動に移してるところも可愛かった。あれ?園子ってこんなに可愛かったっけ??

 

 

キッドが何故シンガポールに来たのか?それは京極が出る大会のベルトに埋め込まれた秘宝、「紺青のフィスト」と呼ばれるサファイアが目的らしい。でもキッドはキッドのままでは出国出来ない。なので新一のパスポートで飛んだというわけだ。しかもキッドがスーツケースにコナンくんを入れてたので、コナンくんはどうしてもキッドと手を組まなければならなくなった。

 

まぁそのサファイアが管理している警備会社が凄いこと凄いこと。犯罪心理学者をやってたレオンが設立しているのでまぁキッドが苦戦する。最初は失敗して水責めに会うし(予告のやつ)、次は殺人の濡れ衣被せられて銃弾浴びるし。まぁ結構手こずるわけよ。

ちなみに京極さんとコナンくんたちは最初のときに何処にしまわれているか見せてもらった時、園子が「キッド様はどんな難しいものでも盗むのよ!」と擁護してしまうのだか、その後ろで京極さんは甲冑が持ってた大きな槍(仮面ライダービルドのドリルみたいな)(槍アーサーが持ってそうな)を握り潰している。もう人間やめてるだろ。

 

まぁ空手大会が始まるわけだが、レオンのボディガードも京極さんと戦いたいとめっちゃ頑張って戦っている。でもまだ人として普通なのよ。アクション映画みたいな。でも京極さんは一突きするだけで相手が会場の端まで飛ばされる。だからもう人間じゃねぇよサイコメトリーで相手の重力操ってるだろ。

 

二人は無事翌日の準決勝まで勝ち進むのだけど、レオンはサファイアが欲しいので京極さんに揺さぶりを掛けに控え室に顔を出すのだが、まぁそれが結構京極さんの心には響くわけで……

 

その拳は何の為に振るうのか、その理由を分からずに振るっていると彼女をいつか傷付ける。

 

京極さんは考えてしまう。それに追い打ちをかけるように「これはおまじない」とミサンガを京極さんの腕につける。切れそうにないのに「切れるとき彼女を守れるようになるかもね」的な呪いを吹きかけてレオンは去るわけよ。悪いやつなやぁ〜!!

 

まぁこれがきっかけで京極さんと園子には苛烈が入ってしまう。園子が行きたがってたご飯を食べに二人で行くのだけど、そこでまた園子が悪そうな奴らに絡まれてしまう。また京極さんのパターンで次々とモブを吹き飛ばす。園子は怯えているのだけど、ふと、道端で(キッドを追いかけた)パトカーが通る。園子はこの事態を警察に助けてもらおうと京極さんの元から離れてしまう。そこであの呪いが発動。京極さんは園子さんを守りたいのに彼女は離れてしまう。そしてその後の悲鳴。急いでモブを倒して向かうと園子はパトカーに跳ねられていた。園子が見つけたパトカーは結局何者かに奪われて園子を轢き逃げ。京極さんは自分が側にいればと悔やむ。

園子は命に別状はなく一安心だが、京極さんは自分の責任で園子を守れなかったことと自分の拳を振るう意味がブレてきて大会を辞退。園子は「私のせいで大会辞退したの?!貴方に守られたくないわ出てって!」と言ってしまう。

ここは本当京極さんの口下手な感じとかレオンの揺さぶりとかのせいで全部がダメな方はと向かっている感じで心苦しかった。

京極さんの額にある絆創膏のこと(後で意味が分かる)やミサンガのことを園子に言えない京極さんと秘密ばかりで信用されてないと思ってしまう園子………本当少女漫画のすれ違いですやん!!!!

 

まぁ、あとは謎解きとなって行くのだけど、そこは難しいので実際に見てねとしか言えない。

 

謎解きの場面でも情報収集で灰原さんが出るのだけど、電話してる彼女の周りには少年探偵団のメンバーがわちゃわちゃしてて、そこのシーンが完全に

コナンくん=お父さん

灰原さん=お母さん

少年探偵団=二人の子供

みたいな図で本当安定感ありがとうだった。

 

終盤、黒幕がシンガポールにタンカー(船)を突っ込ませて街をリメイクする(発展させる)」と言うのだからもうシンガポールがぐちゃぐちゃになっていく。黒幕は海賊と手を組んでたのでもうロケラン飛ぶはミサイルも飛ばすわで爆破祭り。以前ここに書いたシティーハンターも大概だが、コナンは多分あれの15倍くらいは爆発してたと思う。まぁ都市か国かの違いだよね(笑っている場合ではない)

 

コナンくんはキッドと共に色々ここからアクションをしていく。最終決戦はシンガポールで一番でかいホテル。

泥酔したおっちゃん、それを避難させるためにきた蘭姉ちゃん、怪我をしていて警察に「ここからは出ないで」と言われた(罠)園子、騒がしいので園子を外に出してあげたいが彼女の意思を尊重して廊下で待つ京極さん。

 

わぁい大乱闘じゃ!

 

海賊は黒幕との契約を破り園子を人質にして身代金を要求することを企てる。そこからは蘭姉ちゃんの人間離れした空手、酔いから覚めたおっちゃん(柔道経験者)の背負い投げのオンパレード。

京極さんは廊下のエレベーターが止まっている事に気付き園子とここを出ることを決意。園子を抱っこして走ると海賊と遭遇!そこから園子を抱いたまま相手を倒しまくる。壁も走る。

 

途中園子の服のベルト(紐)でおんぶしてる状態から園子と自分を結び戦い始める。

 

「園子さん自分から離れないでください!」

(離れたくても離れられないよ)

 

本当ヤバイわ。人を背負っている状態でも対等、いやそれ以上で戦うのだもの。強いわ。

それでキッドが遠くから京極さんのミサンガを切ってあげでから強さは加速する!!京極さんはリミッター外れたかの如く強さが5倍くらいに跳ね上がる。いや信じる心って凄いね。今の京極さんに敗北などない。

 

まぁ色々あり(詳しくはやらんから観て)京極さんと園子は仲直り。京極さんの絆創膏の意味は劇場で確かめてくれ。あれは本当可愛いとかいうレベルじゃないし本当Twitterのバズってる二次創作の美味しい解釈かよってくらい甘かった。

 

                   総合評価

             100点満点中90点

 

よかった点は

  • 京極さんと園子が可愛い
  • それだけではなく適度にキッドのこともある
  • シンガポールに行きたくなる
  • コナン特有の安定感がある

 

よくなかったというか減点理由は

  • 一回だけだと黒幕と他の繋がりとかが難しくて分からなかった

 

まぁ私の頭の悪さが原因なので申し訳ないと思う。でも本当安定感あり、京極さんと園子だけではなく最近本編でやっと付き合い始めた新一と蘭姉ちゃんというNLカップル祭りで公式の供給好きな人は楽しめると思う。

 

総評は

 

公式のバグから出てきたモンスターとヘイトが向き気味なキャラが織り成す純愛爆破ミステリー

 

 

本編終了後の予告で声だけだが赤い彗星に似た声が流れたのだけど、あれはもしかして安室さんの好敵手の赤井さんですかね?

………いやぁ、コナン、履修するかな。

 

というわけで皆さまお元気で(ギィィィィ………バタン!)

 

 

 

 

 

 

 

【イベント】ウルトラマンギンガ礼堂ヒカルファンミーティングで死んだオタク

突然だが、私はウルトラマンギンガが好きだ。

だが、初めて見たのは一昨年とギンガが終わってから数年経っていたのでイベントや俳優を見たことがなかった。

ウルトラマンは結構な割合で俳優に会えるチャンスがある。でもそれは現行か一個前のウルトラマンだけで私はギンガに変身する礼堂ヒカルくんには会ったことがなかった。

 

でも会える事になった。

 

礼堂ヒカルファンミーティングinソラマチ

 

4月5日開催!!

 

 

 

 

 

は????????

 

現在、東京のシンボルとなって定着しつつあるスカイツリーの足元ソラマチにてウルトラマンニュージェネレーションワールドなるイベントがやっている。去年も行った私はその会場がそこまで大きいわけでもないのでショーとウルトラショット(写真撮影)に気になるキャラがいたら行くくらいの気持ちでいた。それが急遽、4月1日と4月5日にファンミーティングをやると言い始めたのだ。

 

4月1日はウルトラマンエックスの大空大地

4月5日はウルトラマンギンガの礼堂ヒカル

 

え????????ヒカルくんに会えるの????????今2019年ぞ????????

興奮しながらファンミーティングの抽選に応募した。ちなみに抽選で100名という結構どうなるか分からない人数だった。

結果、見事当選。しかも整理番号14番。

ええんか?こんなに近くて??????

 

困惑しつつ、どうしようと考えた私はチケットを拝んだ。

なんという事だ。あの礼堂ヒカルくんに会える時が来るだなんて………ありがとう神様。私、今後慎ましく生きます。

 

 

そして当日。ファンミーティングは夜ということだったので、昼は普通にニュージェネレーションワールドを楽しんだ。ショーにはブルアクアとロッソグランドが来てくれた。やっぱりショーはいいなぁと思っていると、司会のお姉さんが「この後ウルトラマンギンガとのウルトラショットがあります」と宣伝してくれた。私はそのためにも来ていたので俯きながら移動していく家族の邪魔にならないようにしていたらステージにギンガ本人が登場!!驚いた私高揚!!(韻踏むな)

ショットでは前を並んでたお姉さんが「カメラ交換してショットのところ撮り合いましょう」と言ってくださった。優しい!!!!

ギンガはストリウムシュートを打ちたかったらしく、ポーズを私に指導してくれた。スマホを変えたばかりの私のアルバムはギンガと自分まみれになった。

 

暫くして夜になり、いよいよファンミーティングの時間となった。席は綺麗に並べてあり、整理番号順に好きな席に行けるとのことだった。最前も空いていたのだが、端っこになってしまうので私は二列目の通路席に座った。真ん中だし、あわよくばヒカルくんを真正面に見れたらいいなで座った。

 

最初は司会進行の二人が来てくださり、場を盛り上げてくれた。

「じゃあヒカルを呼ぼう!」

あ!!!!遂に来てしまう!!!!

「ヒカルー!!!!」

 

出てきたのはイカルス星人

めっちゃ可愛くカッコつけてポーズするし、ぺこぺこ頭下げて司会のテーブル動かすし凄く緩かった。

司会のボイジャーのタケルさんはエックスで隊員もしていたので、「至急ヒカル隊員の出動を!」とコール!!!!熱い!!!!

 

「コトワル」

 

ええええええええ??!!!!

 

カタコトで断られてしまった。

「もう後ろにいるんだから戦ってくださいよ!」

とタケルさんが言って、振り向くとヒカルくんが客席一番後ろで立っていた。めっちゃデカイ!!!!

「えーでもイカルスでしょ?」

駄々を捏ねつつも変身してくれることになり、ステージに向かって「あ、どうもお久しぶりです」と言いながら歩いてくれた。目の前を通られたとき、頭が真っ白になった。

ギンガー!!!!」

と生変身でギンガが登場した時は感動した。あんなにうだうだ嫌がっていたのにギンガは必殺技を4つもぶち込んで見事勝利した。

 

濃厚なショーのあと、再度ヒカルくんを呼んだ。とても大きく、笑顔が幼かった。

「変身解いてください!」

「いやもう解いてる!!!!」

という身長イジりをしつつ、飲み物と椅子を用意してもらってた。飲み物は何故か水と1.5リットルのコーラだった。

「いや大きいからってそんな飲まないし!」

と言ってたが、ヒカルくんのファンミーティング初見の私は

いやその前になんでコーラなんだよ 

となった。

 

話は無印からSそして映画まで様々なところに触れた。

美鈴ちゃんたち無印メンバーには事前にLINEで「なんかある?」と聞いてたらしく、懐からiPhoneを取り出して読んでくれた。美鈴ちゃんは「美鈴は元気にやってますと伝えておいてください」とのことだった。みんな仲がいいらしく、今もLINEとか年に一回か二回はするそうで誕生日はまだ祝ってくれると言っていた。こういう繋がりがまだあるのはありがたいなと噛み締めた。

 

クイズコーナーがあり、ヒカルくんがどのシーンの写真かを当てるクイズではやんわりと手探りで当てていた。

「こないだの大地くんは細かく答えてくれた」という司会に対しては笑っていた。というか終始笑顔が可愛かった。

 

途中、

ニュージェネはいらねぇ!俺が最強!

というタイトルが出た。みんながどうしたのか聞くと、ヒカルが打ち合わせの際に言ったらしい。

「いや、怪獣もウルトラマンもウルトライブ出来るから後輩のスパークドール(変身道具)あれば石黒さんも龍臣もみんないいかなって………」

私、それ知ってる。東映の破壊者でしょ?

驚いたがまぁギンガ最強ってことならいいやってなった(単純)

 

質問コーナーでは「どこを冒険したいですか?」という質問に「行きたいとこあります?」と司会に逆質問するなど自由気ままだった。ちなみにヒカルくんというか根岸くん的にはまだ行けてない四国に行きたいらしい。

最後にスペシャルな方から質問が来ているという司会に対しては「大丈夫です」とあしらっていた。「だってどうせ身長か年齢のことでしょ?」と言いつつ答える事になった。

 

「エックスの大地くんから『噂で聞いたのですが、本当は190センチ身長あるのに189と偽っていると聞いたのですが本当ですか?』とのことです」

「ほらやっぱり!!!!190ないです!!!!188と書いてます!!!!最近測ってないから伸びてるかもだけど。全部違う!!!!」

 

ちなみに大地くんのファンミーティングでもヒカルくんは質問送っていて「なんもねぇ!」と送ってて、それがウケていたことを彼は喜んでいた。

 

最後、お別れの前にみんなでギンガー!!!!と叫びウルトライブしようとなった。ヒカルくんはコーラを赤子のように抱きつつそのことを了承した。(なんで抱いてた?)

そして「ギンガー!!!!」とコーラを掲げてウルトライブした。

最後まで自由だった。

 

帰りにサイン色紙をヒカルくん本人からお渡ししてくれた。正直緊張してあまり覚えていないが、「初めて見たウルトラマンがギンガなんで今日来れて良かったです」とは言った。ヒカルくんの反応は記憶が曖昧だがきっと笑ってくれただろう。握手した手は柔らかかった。

 

 

今回は作品の感想ではないので点数は付けないが、とてもステキな体験だった。またヒカルくんが隊員服着てくれるといいな。

 

では皆様お元気で